※このチラシは「演劇フェスティバル2016」のものです。
毎年、夏から秋にかけて行われる、東三河演劇フェスティバル。
今年で12回目を迎えます!
2010年「東三河演劇祭」として開催。
東三河で市民を中心とした演劇活動の活性化と振興を目指して、地元劇団および有志の参加を募り、
この演劇祭から地域の新しい創造と、その担い手を育てることを目的として開催されました。
2012年「東三河演劇フェスティバル」に名称変更。
開催から3年目の2012年。
観客動員も増えたところで、より親しみを感じてもらおうと、
「東三河演劇祭」から「東三河演劇フェスティバル」(略して「演フェス」)に名称変更しました。
東三河演劇フェスティバルの企画作品
2011年 豊川海軍工廠を題材とした「残された夏へ」を市民公募で集まった皆さんと上演。
2012年 豊川海軍工廠、豊川女子挺身隊を題材とした「豊川女子挺身隊」を市民公募により集まった皆さんと上演。
また、劇団M.M.C代表 天野まり演出による市民ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」も上演。
2013年 豊川の劇団『今さら』劇団部+市民というメンバーで「アパートの神様」を上演。ゲストとして、「豊川市宣伝部長 いなりん」が出演したことで、話題となりました。
また、豊川市制70周年記念作品 痛快!昭和歌謡ミュージカル「弥次&喜多~らぷそてぃ イン 豊川~」を市民公募で集まった皆さんと上演。
2014年 〆切非常事態メンバー+市民による「project〆KIRI」を立ち上げ、「三河弁なんちゃってミュージカル Scramble」を上演。
2015年 海軍工廠空襲から70年。再び海軍工廠を題材とした舞台を上演。作・演出 伊沢勉。キャストは東三河の市民で公募。
小学生から体験者の方まで、1500人を超える方にご来場いただきました。
2016年 豊川市のに伝わる力寿の桜にまつわる民話を基に、「力寿と定基~穂の國三河の物語~」を上演。
この作品も、キャスト、スタッフを市民公募して上演されました。
音楽劇ということで劇中で使われた曲は、豊橋出身のTAKAさん(TAMTAM)によるオリジナル曲。
豊橋市出身の鳥居久美子先生による振付、ダンス指導により、華やかな舞台となりました。
2017年 「過疎エンターテインメント」と銘打ち、市民劇ようかんを上演。
豊川市と蒲郡市の真ん中にある架空都市「ポリ町」を舞台に、地方が抱える過疎問題に迫ったコメディ。
最後は感動に包まれ終わるのだが、観た人の心に「なにか」を残す作品となりました。
2018年 企画作品「机上の空襲」「迸る!」上演
前年に上演された市民劇「ようかん」の脚本、演出をされた天野順一朗氏が主宰する劇団放電家族。
その、劇団放電家族による、戦争をテーマにした作品「机上の空襲」を上演し、好評を得ました。
また、「迸る!」は「豊川用水通水50周年記念公演」ということで、地元を流れる「豊川用水」にまつわる話を上演することができました。
地元東三河にまつわる作品を、今年も上演することができたことを、とてもうれしく思います。
2019年 市民朗読劇「ハイネさん」
豊橋で活動しているフリーライターの住田真理子先生の著作「ハイネさん」を元に、深作健太氏が構成・演出を担当。さらに地元豊川在住のピアニスト鈴木綾子さんの生演奏のピアノにより、新しい形の朗読劇をお届けしました。
2020年 TOYOKAWA READining
三重県津市で毎年行われる、料理と朗読を楽しむ「MPAD」を参考にさせていただきました。
地元の喫茶店「CAFE FREAK」と、バー「MANKICHI」のご協力により、劇場を飛び出しての朗読劇が実現。料理と朗読、一粒で二度おいしいREADiningは大変好評をいただきました。
※新型コロナウィルスのまん延により市民劇「ハイネさん」をはじめ、参加劇団の公演、ワークショップはやむなく延期となりました。
舞台公演だけじゃない!演フェスワークショップ
地元劇団を中心とした舞台公演だけにとどまらず、地元出身の役者や、舞台制作会社によるワークショップも、演フェスならでは。
高校生を対象にした舞台公演ワークショップに始まり、一般の方も参加できる地元劇団による演劇ワークショップも行われました。
2017年、2018年と二年連続で、演劇集団キャラメルボックス製作総指揮 加藤昌史氏による「制作ワークショップ」も開催しました。
また、映画監督でもあり、舞台演出も手掛ける深作健太氏による演劇ワークショップも7年連続で開催。