『今さら』劇団部 猫と針 公演レポート
8/13,14『今さら』劇団部公演 猫と針が上演されました。
演フェスの公演の皮きりでもあるこの公演。
初日1回目の公演は満席御礼となり、大盛況でした!
今年は、小坂井から場所を変え、ウインディアホールでの公演。
本来は客席であるはずの場所をステージにして、舞台に客席を作るという試み。
上部に見えるのは、二階席。
そして、この段ボールの壁!
ここに、プロジェクターで映像が映し出されるなんて、だれが想像しましょうか!
そして、舞台用の照明が入ると、この段ボールの壁が本当に良い陰影を出すんです。
客席側はこんな感じ。
『今さら』劇団部の常連さんには、おなじみの客席ですね!
話の内容は、少し重たい…というか、心理サスペンスともいえるのでしょうか…
正直、賛否が分かれる作品でした。
気になる方は、恩田陸の「猫と針」をご覧ください。
「演劇集団キャラメルボックス」で上演されたもので、台本として読むことができます。
それぞれの役者が、本当にうまく人間関係の「闇」の部分を出していて、最後どうなったんだ…と観るほうの想像力を掻き立てるようなそんな舞台でした。
観終わった後、スタッフ同士で「これは、こういうこと?」「じゃあ、これはどういうこと?」などと、話に花が咲いてしまいました。
結成21年目。
ますます磨きがかかっている『今さら』劇団部。
来年の演フェス参加作品はどんなものになるか、楽しみです。